ミモザからもらった詩、
4年前のウタマロ作品を
再度お届けいたします。
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《ミモザの詩》
私は自分が幸せだから、
微笑んでいるわけではありません。
私は春を呼び、風を目覚めさせ、
雪を雨に変えるために咲いています。
私は自分が恵まれているから、
微笑んでいるわけではありません。
私に触れた風に、やって来た光に、見下ろした雲に、
知らせたくて微笑んで咲いています。
もう、春なのです。
私が春を起こします。
あなた方にも春を届けます。
そのために、私は微笑んでいるのです。
私の細い枝、繊細な葉っぱを見てください。
いつも寒さに脅えています。
私は春が来たから咲いているわけではないのです。
私が春を起こしています。
私は自分に余裕があるから微笑んでいるわけではありません。
私は空に、宙に、人に、
世界中の魂あるもののために春を呼び、
希望をもたらすために咲いています。
それが私の使命であり、幸せであり、愛なのですよ。
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感じてくださりありがとうございます。
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