人が何かを成そうとする時、
多くは過去のやり方や一般論を踏襲(とうしゅう)する。
*踏襲:それまでのやり方を受け継いで、その通りにやること
そしてそれに基づいてプランを立て実践する。
*
けれど私自身のこれまでを振り返ると、
その全てが「一般常識」に該当しないミラクルで
成り立っていた。
当時、私の望みや言動は荒唐無稽と非難され
嘲りを受け、夢想家だと言われた。
だが結果的に、軌跡は奇跡で構築された。
なぜか私は一般論より、
自分の描いている最良にフォーカスする資質だった。
もちろんその望みが実現する根拠も確信もなかった。
私のして来た事は、
何に繋がるかわからないけれど、
小さな小さなアイディアのプチ行動の連続。
最終的に私は、
通常の三次元概念ではありえない展開でビジョンを具現化した。
厳密に言うと、望んでいた以上が実現した。
作家業も生活の基盤も。
私が確信している事は、
「過去を踏襲した思考や行動を続けている限り、
ミラクルは起こらない」
…ということだ。
ミラクルな領域に進むには、
白紙の地図を進むしかない。
白紙と言っても、
とりあえず次に踏み出す一歩だけが描いてある。
だからその一歩を踏み出す。
翌日、昨日は見えていなかった一歩を踏み出す。
未知の道は、毎日少しずつしか見えず
全体のプランは把握できないが、
振り向いた時の風景はすばらしい。
それはなく紛れもなく、
自分自身が創造した地図になる。
それではまた。
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初めましての方へ、
泉ウタマロは作家、アーチストで女性です。
この本もミラクルの積み重ねで具現化しました。
http://www.yukaze-publishing.com/utamaro/yurei.html