izumiutamaro’s blog

泉ウタマロの新しいブログです。よろしくお願い申し上げます。

人間存在を”鑑定”するという戯言(たわごと)

 

 

 

ここ最近鑑定」という言葉について考察したのでまとめてみました。

 

 

 

 

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「鑑定って???」


 

 

 

「鑑定」をリサーチすると、

専門的な知識を持つ者が、

科学的、統計学的、感覚的な分析に基づいて行う、

評価・判断。

 

 

物ごとの真偽・良否などを判定すること・

めきき・みさだめと出る。

 

 

 

 

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ほー!そうなの!



 


 

鑑定の具体的な対象は・・・

 

 

宝石・書物絵画・古美術品ブランド品・骨董品

タレントや著名人のサインや縁故の品。

 

 

大判小判金貨銀貨などの貴重とされる古銭

枚数の少ない記念貨幣・不動産など。

 

 

 

 

 

 

 

特殊なものとしては訴訟法上での

血液鑑定、DNA鑑定、筆跡鑑定精神鑑定などがある。

 

 

 

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上記を鑑みて(かんがみて)鑑定の対象物の特徴を総括してみた。

 

 

 

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特殊な訴訟上の鑑定物以外は、

ほとんどが物質的な形状を持つもので、

売り買いの対象にされているものである。

 

 

 

 

 

つまり、

価値を見定め、適正な価格を明確にするのが

鑑定の一番の目的である。

 

 

 

 

 

対象物本体は継時的に衰えることはあっても、

全く予期しないスタイルに進化する可能性はない。

 

 

 

宝石、骨董品、ブランド品、美術品。

どれも本体は変幻自在なものではない。

 

 

 

だからこそ、

宝石鑑定・骨董鑑定・ブランド鑑定・美術品鑑定は

確定できる。

 

 

 

 

 

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では、

この鑑定をどうですか?

 

 

 

 

人間鑑定」

 

 

 

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ニンゲン:カンテイ???

 


 

 

実際行われている人間:個人鑑定は、

鑑定師によりいくつかのパターンに分けられる。

 

 

 

 

あなたの性格、あなたの気質、あなたの境遇・あなたの未来、

あなたの使命・・・。

 

 

 

 

 

 

でも人間存在について考えると、

 

 

 

 

物質体だけではなく、

機能が固定しているものでもなく、

価格で評価できるものではなく、

千差万別の資質で同じ人生を送ることはない。

 

 

 

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だよね、だよね〜。

 

 

 

 

先ほどの「鑑定」という意味を照らし合わせてみると、

人間は鑑定できる対象だろうか?

 

 

 

 

 そもそも「あなたは◯◯な人です」など、

確定提示可能な対象物だろうか?

 

 

 

 

そしてその鑑定結果に対し、

なんの保証もせず、

責任も負わず代金を得るビジネス。

 

一般的な商品の場合、

少しでも不具合があるとクレームになるが、

なぜ「人間鑑定」は不適格であってもクレームがないのか?

 

 

 

 

あなたはどう考えますか?

 

 

 

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 無責任すぎるよね〜。

 

 

 

 

私たちはいい加減

「他者に自分を判定させる」

という時代から脱するべきではないかと感じています。

 

 

 

 

それではまた。

 

 

 

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