izumiutamaro’s blog

泉ウタマロの新しいブログです。よろしくお願い申し上げます。

*視線で相手の魂を温める*実例報告

 

 

 

今日は、

「自分の視線で相手の魂を温める」

・・・についての実例報告をいたします。

 

 

 

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先日、私が羽田空港のパン屋さんで買い物をした時、

1年前に立ち寄った時と同じレジ打ちの女性に出会いました。

 

 

 

なぜ覚えていたかと言うと、

彼女の表情は忘れられないグレードの

「超:しかめっ面」だったから。

 

 

  

細かく描写すると、年齢はおよそ60代、

眉間の深いシワと、

それを隠そうとしている極めて分厚い化粧。

 

不愉快そうな声と無愛想で事務的な応対は、

まるでお客を迷惑がっているかのようです。

 

  

 

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=彼女は私がトレイに載せて出したパンの値段を

レジに打ち込み始めました=

 

 

  

そして私は自分でも意識しないうちに(自動的に)

彼女の瞳から彼女の魂を読み取っていました。

 

 

 

 

 

 

その奥にあったもの、

彼女本来の資質は、快活で活発、

人から仕事を任されるのを嬉しがる

頼もしい姉御肌タイプでした。

 

元々体力もあり、

生き生きと体を動かすのが大好きな気質です。

 

 

 

 

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・・・けれど彼女の明るい資質は、

彼女を取り巻く環境に埋もれ、

長年忘れ去れていました。

 

 

 

 

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彼女は家族の世話、自分の身支度をして、

朝7時オープンのお店を準備するため

早朝のパートタイムに間に合わせなければなりません。

 

 

 

パートだけでなく、

彼女にはいつも時間がなく、

いつもいつも急ぎますが、

決してゆっくりできる余裕はなく、

自身が達成している日々の事実を

振り返ることもできていません。

 

 

 

彼女は、常に焦っていて、

常に「時間に追いつくことができていない」

と感じていました。

 

 

  

そしてそんな自分を嘆き、

その境遇に苦悩していました。

 

 

 

でも彼女自身も、

本来の自分の資質を

十分に理解しているわけでもありませんでした。

 

 

 

 

それでも彼女は精一杯やっていました。

 

けれども、やってもやっても、

少しも幸せを感じられず、心身ともに疲れていました。

 

 

 

こうして本来の気質の上に、

分厚い鉄仮面が出来上がっていたのです。

 

 

 

 

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=彼女は私のオーダーしたカフェオレと、

 コーンポタージュを入力しています=

 

 

 

目の前にいる無愛想な店員の姿は、

彼女の本質と比較したら、

服と体くらい違います。

 

本質が体、

見えているぶっきらぼうな状況は表面的な服です。

 

 

 

私は数秒の間にこれらのことを把握しましたが、

同情も憐れみもしませんでした。

 

 

 

そして再び彼女の本来の明るくて快活な資質を見つめました。

私の魂は、彼女の魂の気質を理解したのです。

 

 

 

ただ単純にその魂に敬意を感じました。

 

 

 

 

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=彼女はレジを打ち終わりました。

 

 「お会計は1280円です!」

 

・・・と彼女は言いました=

 

 

 ・・・が!!

 

 

そう言った時の彼女が激変していました!

 

超:不機嫌な店員ではなく、まるで別人なのです。

眉間にシワはよっていましたが、

彼女の目が笑っていました!

 

 

 

私がスイカ会計すると、彼女は

 

 

「ありがとうございました!

ドリンクは奥のカウンターからお出しします!」

 

と、威勢のいい声でハツラツと言いました。

もちろんマニュアルどうりの内容ですが、

言葉に力がみなぎっていました。

 

 

 

何があったわけでもないのに、

突如彼女の気分は良くなったかのようでした。

 

 

 

私は奥のカウンターに移動し、

彼女が次のお客に対応するのを見ていました。

 

 

彼女は突如嬉しいことが起こったように、

嬉しそうに、快活に、ウキウキと対応していました。

まるで魔法が効いたような態度の変わりぶりでした。

 

 

 

 

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長い間に刻印された眉間のシワだけは残存していて、

明るい表情との面白いコントラストになっていました。

 

 

 

***

 

 

 

この事例から皆様にお伝えしたいこと。

 

 

 

私が彼女の表面的な態度ではなく、

彼女の奥の資質を見たこと。

厳密に言えば、私の魂で彼女の魂を知ったこと。

 

 

そしてその資質に敬意を感じたこと。

 

 

すると私が微笑んだわけでもなく、

言葉をかけたわけでもないのに、

彼女は「気分が良くなっていた」という事実です。

 

 

 

 

もちろん彼女の頭脳は理解していないと思います。

けれど、彼女の魂は感じたのです。

 

 

 

「ああ、本当の私をわかってくれる視線に出会えた!」

 

 

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アナスタシアを読んでいらっしゃる方はご存知だと思いますが、

アナスタシアは

「人間は光を発することができる存在」

・・・と言っています。

 

 

 

実際私は自分のエネルギーボディライトを時々撮影しています。

 

こちらがつい先日撮影したもの。

スマホです。

マゼンダがかなり入っています。

 

 

 

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さらにアナスタシアは、

「光線で相手の魂を温める」と頻繁に言っています。

 

 

 

この「光線」とは、

遠く離れていても届く「超常的な愛の視力」のことです。

 

 

 

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パン屋でのケースは、目の前の相手でした。

 

 

 

私の魂は彼女の魂に微笑んだかもしれません。

 

 

そして事実上、私の視線は彼女の魂を温め、

本質を認められた魂は、

本来のパワーを発揮しようとしたのです。

 

それによって凍りついていた表情と心が緩んだのです。

 

 

 

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彼女の心の温かさがどの程度の時間キープできるのか、

私にはわかりません。

 

 

でも彼女にとって必要なのは、

慰めや励ましではなく、

 

 

「あなたの真の資質を認めます」

・・・という

 

 

魂の視線それだけでした。

 

 

 

相手の表面状況を通過し、

内面を捉えた時、そこには必ず

 

「敬意に値する気高い本質がある」

ことを私は知っています。

 

 

 

それこそが創造主が全ての人に与えている、

「創造主の片鱗」です。

 

 

 

 

誰であっても、

魂が内包している本質を自覚できた時、

たとえどのような状況に取り巻かれていたとしても、

真の歓びを見出せると思います。

 

 

 

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自分の奥を見つめること、

相手の奥を見つめることは、

誰にでもできることです。

 

  

コツは表面にある条件、

たとえば仏頂面を素通りすること。

頭脳の口出しに耳を傾けないこと。

 

 

着ている服装に惑わされないのと同じです。

 

 

そして奥にある、

存在が誕生前から持ち越している真の資質を感じ、

それを無条件に讃えてください。

 

 

  

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*****

 

 

 

それではまた。

 

 

***

 

 

 

 

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泉ウタマロは作家、アーチストです。

書籍はamazonなどにございます。

 

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