この記事では、先日投稿した物語の
コアを深めてみようと思います。
未読の方はこちらです。
泉ウタマロ物語【白い船と黒い船】 - izumiutamaro’s blog
白い船はピュアな心とまっすぐな願いを持った者。
もしかしたらあなた自身かもしれませんね。
このストーリーテーマは2つ
1:スマートな顧客の乗っ取り
2:手際のいい意識支配
2番目はガイダンス不要だと思いますので
主に1について考察します。
*
黒い船の白い船に対する共感や賛辞は
ポリシーの一致を確信させ、
相手に自分を信頼させるための口上。
そして白い船が心を開くと、
黒い船はとてもスマートなやり方で、
白い船顧客を自分顧客にしてしまいます。
商売内容が違っていてもいいのです。
そこにいるお客の意識は
「自分の販売ジャンルを気に入る資質だ」と
黒い船にはわかっているので。
*****
では白い船は一体どうすべきだったのでしょう、
もし私たちが白い船だったら
どうすべきなのでしょう?
4項目にまとめてみました。
=以降はウタマロ自身の個人的な見解です=
1
提携を申し出る相手が接触してきた場合、
その人の個人のSNSタイムラインをチェックする。
ホームページではなく、
タイムラインが随時更新されていくツールが望ましい。
もしも白い船と同じように、
小さな島の動植物に心を寄せているなら、
自然環境全般に関してアンテナが高く、
環境破壊に関しても危機感があるはずです。
そして何らかの具体的アクション・意見発言が
タイムラインの端々にあって然るべきです。
ところがもしも、
その人のタイムラインに、
イベント・企画・商売事ばかりが立て続けに並び、
顧客からの絶賛レビューが乱立し、
その他はたわいもない飲食などの投稿だったら、
その人の興味関心は単純に自分の商売のことだけです。
いくら人間の意識改革を謳う有名人だったとしても、
三次元に起きている課題には全く頓着せず、
遠く彼方の宇宙のことや
聞いたことのないカタカナ名称の乱立発信なら、
それはスピリチュアルを商いにしているだけの、
「スピリチュアル商人」です。
*
タイムラインは意識の集積。
何を考え、
どのように行動したかのタイムラインは、
掲げているポリシーよりも
赤裸々にその人自身を証明します。
2
もちろんタイムライン全体をでっち上げることもできますが、
画像のエネルギーは隠せません。
写真が放つ波動を感じてみましょう。
頭脳よりハートが反応してくれます。
さらに、
本人が撮影した画像がほとんどなく、
デジタル合成画像ばかりなら、
「覆面仮装」の可能性があります。
提携=パートナーシップを結ぶ、と言う意味です。
覆面をつけた人とパートナーになれますか?
繰り返しますが、
タイムラインはその人の意識の集積です。
ホームページには高い志が書いてあるのに
日常投稿に反映されていなければ、
それは本音と建前が違うと言うこと。
近寄ってきた人がどんな船か見定めるために
相手と自分の関係を見極める事は、
とても大切だと思います。
知人友人がこぞって
「あの先生すごいーーーー!!」
・・・と言っても、
自分自身のハートに何か引っかかりがあれば、
ハート診断を優先すべきです。
*
ちなみに「見極める」と言う意味は、
相手をジャッジすると言うことではなく、
「自分自身の志と間違いなく一致するのか、
冷静に判断する」と言うことです。
***
3
その相手が既に提携している企業・個人がある場合は、
その顧客特質を観察しましょう。
それぞれ販売ジャンルが全く違っても、
顧客の意識根底に似通ったニーズと資質があり、
自分自身の顧客特質とも共通するものがあるとすれば・・・
提携を申し込んで来た相手は、
あなたの「商品」に興味があるのではなく、
あなたの「顧客」に興味がある可能性が高いと言えます。
黒い船の一番の興味は、
白い船の志やツアースタイルではなく、
そこに乗っていた顧客の特質でした。
提携は顧客を「共有」できるメリットが
あるように思えます。
でも人間の意識は派手で見たこともないものが
登場した場合、そちらになびきます。
黒い船のマジックショーがそれです。
しかも「あなたも稼げます」と言われると、
人間の欲望意識も刺激されます。
お客たちは
白い船のことを忘れたわけではありませんが、
意識が扇動されてしまい、
方向性が変化し行動も変わり、
結果、お金の使用先も変わりました。
大きな金額商品の場合、
インパクトの強烈な方に牽引されます。
提携検討する場合、
相手の言い分や商品ジャンルより、
顧客の潜在意識特質を
観察・把握しておくべきだと思います。
***
4
最後に、
「白い船のように失敗してしまったらどうすべきか?」
もちろん後悔と嘆きに包まれるでしょう。
でもその感情の嵐の中で考えます。
「もしこれが宇宙からのギフトチャンスだとすれば、
一体何があるのだろう?」
白い船にもチャンスがありました。
それは・・・
「去ってしまったお客たちよりも、
”神秘の島々ツアー” の意図を理解・共感し、
心の奥底から志に感動したお客たちを
新しく集められる」
・・・と言うギフトチャンスです。
白い船のツアースタイルはこれからも続きます。
意識の高いお客たちが
次の意識の高い顧客を紹介してくれる可能性もあります。
どんな意識グレードの人が集まっているのかは、
将来に関わることですから。
白い船は一旦お客を失いました。
でもそれは長い目で見た時・・・
幸運の前触れでした。
私たちは、自らの失態を悔やむこともできますが、
その悔しい感情エネルギーを
新しい創造へ向かわせることができるのです。
皆様はどのようにお考えになりましたか?
*
あなたの美しい白い船を大切に。
それではまた。
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初めましての方へ。
泉ウタマロは作家・アーチストです。
作品はAmazonなどにございます。