izumiutamaro’s blog

泉ウタマロの新しいブログです。よろしくお願い申し上げます。

*視線で相手の魂を温める*実例報告

 

 

 

今日は、

「自分の視線で相手の魂を温める」

・・・についての実例報告をいたします。

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181205191849j:plain

 

 

 

 

先日、私が羽田空港のパン屋さんで買い物をした時、

1年前に立ち寄った時と同じレジ打ちの女性に出会いました。

 

 

 

なぜ覚えていたかと言うと、

彼女の表情は忘れられないグレードの

「超:しかめっ面」だったから。

 

 

  

細かく描写すると、年齢はおよそ60代、

眉間の深いシワと、

それを隠そうとしている極めて分厚い化粧。

 

不愉快そうな声と無愛想で事務的な応対は、

まるでお客を迷惑がっているかのようです。

 

  

 

f:id:izumiutamaro:20181205190503j:plain



 

 

=彼女は私がトレイに載せて出したパンの値段を

レジに打ち込み始めました=

 

 

  

そして私は自分でも意識しないうちに(自動的に)

彼女の瞳から彼女の魂を読み取っていました。

 

 

 

 

 

 

その奥にあったもの、

彼女本来の資質は、快活で活発、

人から仕事を任されるのを嬉しがる

頼もしい姉御肌タイプでした。

 

元々体力もあり、

生き生きと体を動かすのが大好きな気質です。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181205190437j:plain



 

 

・・・けれど彼女の明るい資質は、

彼女を取り巻く環境に埋もれ、

長年忘れ去れていました。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181205190610j:plain




 

 

彼女は家族の世話、自分の身支度をして、

朝7時オープンのお店を準備するため

早朝のパートタイムに間に合わせなければなりません。

 

 

 

パートだけでなく、

彼女にはいつも時間がなく、

いつもいつも急ぎますが、

決してゆっくりできる余裕はなく、

自身が達成している日々の事実を

振り返ることもできていません。

 

 

 

彼女は、常に焦っていて、

常に「時間に追いつくことができていない」

と感じていました。

 

 

  

そしてそんな自分を嘆き、

その境遇に苦悩していました。

 

 

 

でも彼女自身も、

本来の自分の資質を

十分に理解しているわけでもありませんでした。

 

 

 

 

それでも彼女は精一杯やっていました。

 

けれども、やってもやっても、

少しも幸せを感じられず、心身ともに疲れていました。

 

 

 

こうして本来の気質の上に、

分厚い鉄仮面が出来上がっていたのです。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181205190448j:plain




 

=彼女は私のオーダーしたカフェオレと、

 コーンポタージュを入力しています=

 

 

 

目の前にいる無愛想な店員の姿は、

彼女の本質と比較したら、

服と体くらい違います。

 

本質が体、

見えているぶっきらぼうな状況は表面的な服です。

 

 

 

私は数秒の間にこれらのことを把握しましたが、

同情も憐れみもしませんでした。

 

 

 

そして再び彼女の本来の明るくて快活な資質を見つめました。

私の魂は、彼女の魂の気質を理解したのです。

 

 

 

ただ単純にその魂に敬意を感じました。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181205191856j:plain



 

=彼女はレジを打ち終わりました。

 

 「お会計は1280円です!」

 

・・・と彼女は言いました=

 

 

 ・・・が!!

 

 

そう言った時の彼女が激変していました!

 

超:不機嫌な店員ではなく、まるで別人なのです。

眉間にシワはよっていましたが、

彼女の目が笑っていました!

 

 

 

私がスイカ会計すると、彼女は

 

 

「ありがとうございました!

ドリンクは奥のカウンターからお出しします!」

 

と、威勢のいい声でハツラツと言いました。

もちろんマニュアルどうりの内容ですが、

言葉に力がみなぎっていました。

 

 

 

何があったわけでもないのに、

突如彼女の気分は良くなったかのようでした。

 

 

 

私は奥のカウンターに移動し、

彼女が次のお客に対応するのを見ていました。

 

 

彼女は突如嬉しいことが起こったように、

嬉しそうに、快活に、ウキウキと対応していました。

まるで魔法が効いたような態度の変わりぶりでした。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181205190533j:plain

 

 

 

長い間に刻印された眉間のシワだけは残存していて、

明るい表情との面白いコントラストになっていました。

 

 

 

***

 

 

 

この事例から皆様にお伝えしたいこと。

 

 

 

私が彼女の表面的な態度ではなく、

彼女の奥の資質を見たこと。

厳密に言えば、私の魂で彼女の魂を知ったこと。

 

 

そしてその資質に敬意を感じたこと。

 

 

すると私が微笑んだわけでもなく、

言葉をかけたわけでもないのに、

彼女は「気分が良くなっていた」という事実です。

 

 

 

 

もちろん彼女の頭脳は理解していないと思います。

けれど、彼女の魂は感じたのです。

 

 

 

「ああ、本当の私をわかってくれる視線に出会えた!」

 

 

f:id:izumiutamaro:20181205191900j:plain

 

 

 

アナスタシアを読んでいらっしゃる方はご存知だと思いますが、

アナスタシアは

「人間は光を発することができる存在」

・・・と言っています。

 

 

 

実際私は自分のエネルギーボディライトを時々撮影しています。

 

こちらがつい先日撮影したもの。

スマホです。

マゼンダがかなり入っています。

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181206095229j:plain

 

 

 

さらにアナスタシアは、

「光線で相手の魂を温める」と頻繁に言っています。

 

 

 

この「光線」とは、

遠く離れていても届く「超常的な愛の視力」のことです。

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181205191849j:plain

 

 

 

 

 

パン屋でのケースは、目の前の相手でした。

 

 

 

私の魂は彼女の魂に微笑んだかもしれません。

 

 

そして事実上、私の視線は彼女の魂を温め、

本質を認められた魂は、

本来のパワーを発揮しようとしたのです。

 

それによって凍りついていた表情と心が緩んだのです。

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181205190516j:plain



 

彼女の心の温かさがどの程度の時間キープできるのか、

私にはわかりません。

 

 

でも彼女にとって必要なのは、

慰めや励ましではなく、

 

 

「あなたの真の資質を認めます」

・・・という

 

 

魂の視線それだけでした。

 

 

 

相手の表面状況を通過し、

内面を捉えた時、そこには必ず

 

「敬意に値する気高い本質がある」

ことを私は知っています。

 

 

 

それこそが創造主が全ての人に与えている、

「創造主の片鱗」です。

 

 

 

 

誰であっても、

魂が内包している本質を自覚できた時、

たとえどのような状況に取り巻かれていたとしても、

真の歓びを見出せると思います。

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181205190537j:plain

 

 

自分の奥を見つめること、

相手の奥を見つめることは、

誰にでもできることです。

 

  

コツは表面にある条件、

たとえば仏頂面を素通りすること。

頭脳の口出しに耳を傾けないこと。

 

 

着ている服装に惑わされないのと同じです。

 

 

そして奥にある、

存在が誕生前から持ち越している真の資質を感じ、

それを無条件に讃えてください。

 

 

  

f:id:izumiutamaro:20181205190428j:plain

 

 

 

*****

 

 

 

それではまた。

 

 

***

 

 

 

 

初めましての方へ、

泉ウタマロは作家、アーチストです。

書籍はamazonなどにございます。

 

f:id:izumiutamaro:20181026123605j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥入瀬:ブナの古木とのコンタクト

 

 

 

 

私は旅に出る前から、

奥入瀬(おいらせ)の森で

会うべき古木がいることを知っていた。

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181110044103j:image

 

 

 

 

私は一人で渓流沿いを歩いた。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181110044134j:image

 

 

 

 

天然の渓流の美しさ。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181110044153j:image

 

 

 

 

水面の美しい景色と、輝き。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181110044209j:image

 

 

 

 

そしてその存在を見た時、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181110044107j:image

 

 

 

 

私が会いに来たのは、

この存在だと言うことがすぐにわかった。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181110044218j:image

 

 

 

 

大きなブナの古木。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181110044047j:image

 

 

 

 

あまりにも大きくて、

画面に収まりきらなかった。

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181110044040j:image

 

 

 

 

 

どっしりとした幹は苔に覆われている。

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181110044059j:image

 

 

 

 

 

私は彼の膝に乗ると、

曾・曾・曾祖父さんにいだかれている心地になった。

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181110044025j:image

 

 

 

 

 

私は彼を見上げて、

深呼吸して、

互いのエネルギーを感じあった。

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181110044129j:image

 

 

 

 

光が降りていた。

彼はとても優しかった。

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181110044033j:image

 

 

 

 

私は地上に来た時から、

自分自身が人間存在であることに違和感があった。

 

 

 

 

なぜなら私の気持ちは、

いつも草花や木々、土、川、風、空と感じあい、

対話し、溶け合った。

 

 

彼らは私にとっての本当の友達であり家族だった。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181110053258j:plain

 

 

 

 

私は人間社会にとりあえず表面順応したものの、

違和感と孤立感はずっと続いた。

 

 

 

 

私は人間のボディを持ちながら、

実際は彼らに近い者だった。

 

 

 

 

 

 

そして私はこの日、

「なぜ自分があえて人間存在として

地上に生まれいでているのか?」を知った。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181110053317j:plain


 

 

それは・・・

 

人間として存在しなければ、

「創造する」という機能を携えることができないから。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181110053305j:plain

 

 

 

 

草木はそれぞれ個性を持ち、

それぞれの役割とそれぞれの美しさで

地球と宇宙に貢献している。

 

 

 

 

けれどそれはあくまで一定の生き方で、

まるで違った何かを創り出す事は無い。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181110053309j:plain

 

 

 

 

だが人間存在は、

その本人が望み、行動起こせば、

千差万別の生き方と創造構築が具現化する。

 

 

 

私はその創造力を携えるために、

あえて人間存在として地上に降りた。

 

 

 

私が創造・具現化力を発揮すれば、

地上人に働きかけ、

人が大地存在の神聖さを理解し、

敬意を取り戻すことができるかもしれない。

 

 

そして地上人は大地存在を慈しみ、

互いを大切にして共存する道を進めるかもしれない・・・。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181110095013j:plain


 

 

 

 

 私が草木や精霊的存在であったら、

三次元レベルでの行動・具現化は困難。

 

 

だからあえて人間存在として地上に来た。

 

 

 

 

 

 

 

私はブナの古木の膝に乗り、

これから私が人として地上にいる間、

大地存在と惑星地球に貢献することを

あらためて表明宣言した。

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181110044149j:plain

 

 

 

 

彼は私を「守る」と言ってくれた。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181110044051j:plain

 

 

 

 

私はその場を立ち去り難かった。

しばらく一緒にいて、

翌日もそこで過ごした。

 

 

 

私たちは十分に互いのエネルギーを理解できた。

 

 

 

今回の旅のミッションは、

奥入瀬の森、川、季節、

枯葉、空・・・。

 

 

そして彼らの詩(うた)を聴き、

私の詩を聴いてもらうことだった。

 

 

 



f:id:izumiutamaro:20181110044206j:image




ありがとう。

奥入瀬の森の存在たち。

 

 

 

ありがとう。

聖なる親族たち。

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181110044029j:plain

 

 

 

この旅のミッション、

 皆様にもようやく報告ができました。

 

 

 

*******

 

 

 

 映像も作成しました。

1:50

 

youtu.be

 

それではまた。

 

 

 

 

 

美しき地上の一日:クリスタルボウルと物語のコラボイベント

 

 

 

とても清々しい日の始まりだった。

私は八ヶ岳へ向かった。

 

 

 

朝靄が晴れると、空はウキウキと晴れてきた。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181026123531j:image

 

 

 

 

ここが今日の会場。

北杜市、長坂の個人の敷地内。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123500j:image

 

 

 

 

主催はこのお宅の四井千里さん。

まるで可憐な花のような女性。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123559j:image

 

 

 

 

秋のお庭を拝見させていただいた。

夏とは違う姿が美しい。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123452j:image

 

 

 

 

足元で囁く花。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181026123424j:plain



 

 

枯れ枝の先の見事なデザイン。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123546j:image

 

 

 

 

空を見上げて、

凛と強く、小さな花。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123509j:image

 

 

 

 

彼らが果たしている役割と強さを感じ、

私は彼らに敬意を感じる。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181026123441j:plain

 

 

 

 

そして、なんという完璧なバランスと色彩。

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123448j:image

 

 

 

 

 

 

すっかり嬉しいウタマロ。。。

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123505j:image

 

 

 

 

大好きなブランコを堪能。。。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123418j:image

幼女気質がバレるウタマロ。

 

 

 

 

 

そして

今回のコラボはクリスタルボウル奏者の

坂口聡子さん。

 

 

初対面の彼女と、

お庭で意識の調和を図る。

 

 

撮影してくださったのは、

Sonoe Miyake さん。

 

貴重な一枚をありがとうございます。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123553j:image

 密談めいた2人。(≧∀≦)

 

 

 

大きなクリスタルボウルを運び込み、

お部屋で準備を。

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123436j:image

 

 

 

 

聡子さんが中心に座って完成です。

 

参加者の皆様がお越しになり、

寝そべる形でクリスタルボウル演奏を体感。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123514j:image

 

 

 

第1チャクラから第7チャクラまで対応するクリスタルボウルがあり、

第4チャクラ用が一番巨大。

 

 

低く響き続ける底力の音。

 

奏者が叩くと、

奏者の手を離れた後も、

まるで螺旋のように旋回し、

小さく・・・大きく・・・小さく・・・大きく・・・

なかなか消えて行かない不思議な音。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181027122723j:plain



 

 

 

私の体感としては、

始まってすぐに第5チャクラが刺激され少し咳が出、

第3チャクラが刺激されて胃がグルグルし、

すぐに収まった。

 

 

 

その後、40分間の演奏の間、

まるで細胞が炭酸浴しているかのように、

シュワシュワ振動しているのをハート中心に実感し、

それは演奏後も30分ほど持続。

 

 

皆様個々が違う感想をシェアして下さった。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後千里さんのランチを頂きます。

 

 

 

パーマカルチャー農園で作られた食材はとてもピュアでした。

(お米は近隣の無農薬農家さんのものです)

 

 

 

私は苦手だったセロリが信じられないほど美味しく感じ、

突如セロリ好きになりました!!

(セロリと人参の塩もみ)

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123524j:image

 

 

 

 

さらに、

千里さんの暮らしの想いを聞くチャンスでもありました。

 

農家出身でもない彼女が、

パーマカルチャーを目指す夫を支え、

土地を開墾し、畑を作り、

子どもたちを産み、育ててきた様々な大変さを

少しだけ共感することができた貴重な時間でした。

 

 

 

 

 

 

その後、私は衣装を着替え、

物語の朗読に備えました。

 

11年前に書き、未公開にしてきた物語、

【王様とスミレ】

 

 

全員で11名になっていたことは、

なんらかの「解放」かなと感じました。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123605j:image

撮影:Sonoe Miyake さん。

 

 

 

 

 

 

 

 物語は皆の意識の深みに吸い込まれていった。

 

 




f:id:izumiutamaro:20181026123536j:image

 

 

 

 

 

 

シェアタイムでは私の今後の荒唐無稽な天望について、

発言させてもらった。

 

 

言葉にすることは、

宇宙に対して宣言すること。

 

 

たとえ目の前にいる人の数が数人でも、

重要な一歩になるから。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181026123540j:plain

 

 

 

 

 

その後、 

千里さんの優雅なティータイム。

ご自宅の畑で育てたシラネ小麦のケーキ。

 

 

自家製ハーブ:ゼラニウムのゼリー。

スノーボールのクッキー、

ホーリーバジルとレモングラスのハーブティ・・・。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123430j:image

 

 

 

 

 

こうして会は美しい1日と共に終わりました。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123520j:image

 

 

 

 

帰り道で龍に遭遇。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181026123527j:image

 

 

 

地上での最良の1日にできたことを感謝。

 

それではまた。

 

 

 

 *****

 

 

 

坂口聡子さんは、

甲信地方を中心に演奏されています。

FBアカウント:坂口聡子

 

 

四井千里さんは夫:真治さんと共に、

パーマカルチャーと持続可能な暮らしの実践を

オープンハウスで公開することもなさっています。

 

書籍の出版・雑誌での紹介・

NHK番組ご出演などもなさっています。

 

詳細はこちらです。

https://www.facebook.com/Soil.Design.days/

 

 

 

*****

 

 

 

 

十和田湖に残る物語「赤神と黒神」と、私を貫く強い想い。

 

 

 

 

こんにちわ。

昨日、東北にある「十和田湖」を訪れました。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181021133406j:plain

 


 

 

この湖は、私が地上に降りて数年後、

とある物語を読み、以来記憶の片隅にあった物語。

 

 

 

 

それでも舞台が十和田湖だったと完全に理解したのは、

つい最近のことです。

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181021133400j:plain

 

 

 

 

今日はこの物語と、

物語を読んだ幼い私の「憤りポイント」が、

今の私に通じているため、

 

考察を深めてみようと思います。

 

 

 

*******

 

 

 【赤神と黒神

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181021122141j:image

 

 

 

 

 

 

美しい山に囲まれた湖に、

女神がいた。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181021122138j:image

 

 

 

 

女神は歌を歌いつつ、

はたをおって暮らしていた。

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181021122123j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで秋田の男鹿半島(おが半島)に、

鹿の群れを率いた赤神が住んでいた。

 

 

 

 

彼は女神の美しい声を聞きつけ、

はるばる女神を探しに来た。

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181021122151j:image

 

 

 

 

赤神は一目で女神を好きになり、

贈物を持って度々訪れるようになった。

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181021122115j:image

 

 

 

 

 

 

ところで、

青森の八甲田を越えた龍飛(たっぴ)に、

黒神が住んでいた。

 

 

 

彼も女神の歌声を聞きつけ、

十和田湖にやってくる。

 

 

 

黒神も女神に魅了され、

贈物を携え、度々訪れた。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181021122134j:image

 

 

 

 

当然、赤神も、黒神も、

女神を妻にしようとした。

 

 

しかし、女神はどちらを夫にすればいいのか、

選べなかった。

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181021122109j:image

 

 

 

 

そうこうしているうちに、

赤神と黒神は戦いを始めた。

 

 

 

赤神は鹿の群れを率い、

黒神は龍と嵐を率いた。

 

 

 

他のたくさんの神々も、

二手に分かれて、その戦いを見つめた。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181021122129j:image

 

 

 

・・・やがて、

赤神は燦々たる痛手を受け、

男鹿半島へ逃げてゆくことになる。

 

  


f:id:izumiutamaro:20181021122148j:image

 

 

 

 

勝った黒神は、

女神を迎えるため、

悠々と十和田湖へやって来た。

 

 

 

 

ところが女神の姿はなかった。

「負けた赤神がかわいそうだ」と言って、

(本文では”かわいい”と言って)

 

男鹿半島へ行ってしまったのだ。

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20181021122118j:image

 

 

 

 

黒神は落胆とともに、

龍飛へ帰り、大きな大きなため息をつく。

 

 

そのため息で大地が裂け、

海が流れ込み、津軽海峡ができたというお話。

 

 

 

 

秋田に受け継がれていた民話が

書籍化された物語です。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181021122144j:plain

 

 

 

 

**********

 

 

 

松谷みよこさんが絶賛しているストーリーですが、

私は全く違う感想です。

 

 

 

 

以下は幼い頃(おそらく小学低学年)

この本を読んだ時の、

私の心の状態・思考と、

今に続いていることを

まとめてみます。

 

 

 

 

 

 

この物語は、一見すると

ロマンティック・パワー・雄大さ・

切なさ・メランコリーが混在した

情感溢れるストーリーです。

 

 

 


ところが幼い私はこのストーリーに、

ただならぬ憤りを感じました。

 

 

 

 

理由は、この戦いが強大な惨劇を産んでいるからです。

鹿を始め、たくさんの動物たちが巻き込まれたはずです。

 

 

 

 

野山は赤く血に染まり、

山、森、川、湖、空・・・・。

 

 

 

 

巨大な破壊劇が繰り広げられ

まさに「戦争」です。

 

 

 



f:id:izumiutamaro:20181021122157j:plain



 

 

しかも、

女神は負けた赤神を追ってゆく・・・。

 

 

 

 

 

 

幼い私は思いました。

 

 

 

「女神が最初から赤神を選んでいれば、

このような大惨事には至らなかった。

女神は、実のところ

赤神の方が好きだったと、私にはわかる。

 

 

 

けれど態度をはっきりしなかったことで、

森、湖、山岳や動物たちが巻き込まれた。

なんとういう甚大な被害だ!

 

 

 

本来ならば守り手であるはずの神々が

自分の身勝手さゆえに、

大地、空、湖を破壊している!!

 

 

 

ありえない愚かさ!!

 

 

 

 

 

 

私の怒りは万物の大切なステージである、

地上と空への損傷でした。

 

 

 

 

そして巻き込まれた

愛おしい動植物たちへの

どうしようもない哀しさでした。

 

 

 

***

 

 

 

 

この感情は、

私の中にくっきりと残っています。

 

 

 

残っているどころか、

地上の破壊行為に対する忿怒と、

大地存在に対する強い慈しみが今生を貫き、

 

 

 

魂プランになっていることを、

あらためてリアルに感じました。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181021133414j:plain

 

 

 

 

****

 

 

 

昨日、秋田を通過した際、

「鹿」がつく地名が多数ありました。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181021133419j:plain

 

 

 

 

そして、黒神がいた場所も、

「龍飛:たっぴ」と書き、龍がつきます。

 

 

 

 

民話はその名残を

地名に残しているのだと感じました。

 

 

 

 

 

 

昨日の十和田湖は美しい光に満ちていました。

まるで女神はまだここにいるかのようです。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181021133422j:plain

 

 

 

 

*****

 

 

 《参考までに》

 

この絵本はまだ手に入ります。

画家が絵筆で描いた素晴らしい世界観を堪能してください。

新書でも1000円です。

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20181021122112j:plain

 

 

 

https://www.amazon.co.jp/%E8%B5%A4%E7%A5%9E%E3%81%A8%E9%BB%92%E7%A5%9E-%E3%82%80%E3%81%8B%E3%81%97%E3%82%80%E3%81%8B%E3%81%97%E7%B5%B5%E6%9C%AC-28-%E6%9D%BE%E8%B0%B7-%E3%81%BF%E3%82%88%E5%AD%90/dp/4591004015/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1540096303&sr=8-1&keywords=%E8%B5%A4%E7%A5%9E%E3%81%A8%E9%BB%92%E7%A5%9E

 

 

 

***

 

 

それではまた。

 

 

 

光を纏う(まとう)言葉の遊び

 

 

 

 

クモの巣 ボクの巣 

 

 

f:id:izumiutamaro:20180822121316j:image

 

 

 

 

煌めき ときめき

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20180822121324j:plain



 

 

 つながり  つかまる

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20180822121256j:plain

 

 

 

 

 触れたり 揺れたり

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180822121308j:image

 

 

 

 

虹色 紅色

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180822121332j:image

 

 

 

 

 宝石 鉱石

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20180822121252j:plain

 

 

 

 

 伝令 電信

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180822121320j:image

 

 

 

 

拡がる 繋がる

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180822121337j:image

 

 

 

 

円心 深淵

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20180822122059j:plain

 

 

 

 

お散歩 おしっぽ

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20180822122051j:plain

 

 

 

 

虹色の波、

波色の虹。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20180822122055j:plain

 

 

 

 

 

 

それではまた。

 

 

 

******

 

 

 

 

泉ウタマロは映像作家でもあります。

こちら、お好きなだけどうぞ。

 

 

 

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

Ice sherbet plant in ウタマロワールド

 

 

 

今朝、美しい世界を撮影しました。

 

 

そして、

この世界の別の美しさを

表現できることに気づきましたのでお届けします。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20180814103245j:image

 

 

 

 

アイス・シャーベット・プランツ

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103126j:image

 

 

 

色のある三次元をモノトーンにして、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103310j:image

 

 

 

 

凍らせてみた。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103156j:image

 

 

 

 

全ての生き物の活動世界の・・・

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103241j:image

 

 

 

 

時間が止まる瞬間。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103122j:image

 

 

 

 

魂と肉体が合体し、「生きる」という状態は、

常に変化しいずれ消滅する。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103314j:image

 

 

 

 

けれどそこにあった美しさを

フリーズすることができれば、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103143j:image

 

 

 

 

この短い瞬間も・・・

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103147j:image

 

 

 

 

永遠の美を残す。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103228j:image

 

 

 

 

私が見つめている世界も、

私自身も、

ごくいっとき、この世界に登場するだけ。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103355j:image

 

 

 

 

でも、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103322j:image

 

 

 

 

そのいっときは、

完璧な瞬間。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103134j:image

 

 

 

 

見る者が、

そこに真実と全美に気づいた時、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103204j:image

 

 

 

 

もう、時間の長さは関係なくなる。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103253j:image

 

 

 

 

それよりも、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103336j:image

 

 

 

 

どれだけ真実の輝かしさが、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103138j:image

 

 

 

 

秘められているのか、

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20180814103342j:plain

 

 

 

 

地上を去る時、

本当に価値があることは何か、

 

 



f:id:izumiutamaro:20180814103212j:image

 

 

 

 

自分の名前すら持って行けない、

元の世界への回帰。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103237j:image

 

 

 

 

還る時、持ち越せるものだけが、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103346j:image

 

 

 

 

真理であるということを、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103302j:image

 

 

 

 

三次元にいる今から、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103350j:image

 

 

 

 

見極めていたい。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103216j:image

 

 

 

彼らの美しさを感じる心は、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103220j:image

 

 

 

 

帰還時、伴って行けるものだ。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103118j:image

 

 

 

 

社会的ステータスも、

財産も、家族すら

全て虚ろうもの。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103200j:image

 

 

 

 

私たちが感じ、

何かに大切に想いを寄せた、

その心そのものは

失われない。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103326j:image

 

 

 

魂は、心を抱き、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103208j:image

 

 

 

 

帰還することができるから。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103249j:image

 

 

 

 

それでは、地上の暑すぎる夏を、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103232j:image

 

 

 

 

いっときの涼しさでお過ごしください。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180814103306j:image

 

 

 

以上です。

 

 

 

******

 

 

 

 

初めましての方へ、

泉ウタマロは作家、アーチストです。

作品はAmazonYouTubeなどにございます。

 

 

f:id:izumiutamaro:20180729082718j:plain

 

 

 

 

 

嵐を待つ朝の、神秘世界。

 

 

 

嵐を予感した空に、

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20180808080525j:image

 

 

 

朝が来て、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180808080605j:image

 

 

 

 

野原も眠りから覚めた。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180808080515j:image

 

 

 

 

昨夜の雨は、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180808080658j:image

 

 

 

 

美しい痕跡をもたらしている。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180808080502j:image

 

 

 

 

愛おしい世界を見つめる時、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180808080520j:image

 

 

 

 

私は胸がいっぱいになりすぎてしまう。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180808080541j:image

 

 

 

 

心が受け取りきれないほどの・・・

 

 

 



f:id:izumiutamaro:20180808080546j:image

 

 

 

 

神秘の世界。

 

 

 

 

f:id:izumiutamaro:20180808080557j:plain

 

 

 

 

すぐそこ、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180808080643j:image

 

 

 


いたるところにあり、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180808080637j:image

 

 

 

 

誰にもありがたがられず、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180808080506j:image

 

 

 

 

 

むしろ、邪魔者扱いされる、

 

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180808080530j:image

 

 

 

 

神秘の世界たち。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180808080457j:image


f:id:izumiutamaro:20180808080625j:image

 

 

 

 

彼らの優美な姿を、

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180808080648j:image

 

 

 

 

あらためて感じて欲しい。

 

 

 



f:id:izumiutamaro:20180808080511j:image

 

 

 

 

 

 

今日は嵐が迫っている。

 

 

 


f:id:izumiutamaro:20180808080602j:image

 

 

 

 

風を感じて、

その中に立ってみて。

 

 

 



f:id:izumiutamaro:20180808080610j:image

 

 

 

 

それではまた。

 

 

 

 

*****