森の奥、泉のほとりに青年がたたずんでいました。
この若い注目の詩人は、もうじき村で行われる
アポロン神の祭りで詩を朗読することになっていました。
彼は泉に映る自分の影を見ながらつぶやきました。
「ああ、僕は本当に大丈夫だろうか。あのような盛大な祝典に
僕の詩は通用するのだろうか」
若い詩人の心は泉に映り、その影は落ちつかず揺れ動いてしまうのでした。
・・・ふと、風が止まりました。
彼が顔を上げると、泉の上に精霊が立っています。
彼はさほど驚かず、精霊をじっと見つめました。
詩人にとって、精霊が姿を現すことは、
さほど驚くことではなかったからです。
精霊は言いました。
「詩を書こうとするとき、その中に歓びを見出しなさい。
そうすれば、あなたは天と通じ、詩を聴き取ることができます」
詩人はだまって立っていました。
精霊は助言を続けます。
「そして、どのようなできであれ、自分の作品をすばらしいと思い、
価値あるものだと思いなさい。
そして他人の批評を気にしないこと。
あなたが”歓びの道”を通じて天から降ろしたものであれば、
それは真理を語るのです」
やがて次の風が吹いた時、
精霊は消えていました。
そして、若い詩人には揺るがない道が見えていました。
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何かを無理やり創りだそうと唸るより、
その作業を歓びとして感じることよね。
( ̄ー ̄;
・・・ま、スピリチュアル系の人たちがよく言うことだけど、
これは私が今朝貰ったハイヤーセルフからの助言。
直接受けると、しっかり心身に浸み込むな。
うん。感謝。
( ̄▽+ ̄*)
いくつかの原稿の修正もこれで乗り切れそうだ。
(*゚ー゚*)