夏の夜明けがやってきました。
でも、空はもう秋を示しています。
赤い花に、赤とんぼ。
朝顔は青色を変える花。
梅雨の間とは違います。
天に向けて瞳を開こうとするコスモスや、
春から咲き続けるハルジオンの強さ。
光と出会う歓びのために咲いている。
彼らはいつも宇宙を見つめていて、
完璧に一体。
トウモロコシの穂先も、
光で揺れながら天を指す。
去年の種から自生してきたトマトの苗、
宝石のような初めての実。
大豆の葉に乗るケロくんは、
朝の挨拶を。
里芋の葉にとまる蝶さんは、
一人が好きだ。
花々は長雨に耐え、
懸命に世界に貢献している。
朝の雫が彼らを潤す。
ナスさんはようやく枝を伸ばし、
優しい花をつけた。
ほおずきさんは大切な何かを包んでいる。
ようやくここの季節を理解した。
可憐な妖精ニラさん。
梅雨明け7日前に植えたキュウリさん。
可愛い希望が開きました。
そして、私。
ここにいる私が一番の幸せものかもしれない。
ウタマロ草畑ベジタブルフラワーガーデンは
心を満たすお庭です。
それではまた。