里山の少し奥まった木立の陰に、小さなため池がありました。そこには夢見がちなどじょうが一匹おりました。「僕、いつか小川を下って大きな海を見たいんだ」どじょうは世間知らずで、ぶきっちょで、夢想家だったのです。****ところで池には木でつくられ…
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