今生、物質界に来る前の「ある場面」を覚えている。
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ほの暗い場所に、修道士姿のような大勢の者たちが
円を描くようにひざまずき、下を向いてかしずいていた。
彼らの中心には、そびえたつように背の高い大きな存在が一人いる。
そして存在のずっとずっと上方から、わずかながらの光がこぼれている。
しかし大きな存在の顔は見えず、威厳だけが感じられた。
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やがて存在が言った。
「・・・それでは。
そのために誰が行くだろうか。
誰が行って、それを成すだろうか・・・」
大勢の者の間にしばし暗い沈黙が過ぎた。
するどく声をあげた者がいた。
「ここに私がおります!
私をお遣わし下さい」
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・・・・言ったのは、自分だったのだ。
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誰しも何かしらの使命を携えて地上に生まれ出でている。
( ̄ー ̄;
私の記憶?の中に、その時の原風景が残っているのは
幸いでもあり、苦悩でもあるんだ。
(T_T)
うん。
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