雲に乗り、遠い天からメンターがやって来ました。
(メンターとは:良き指導者であり、優れた助言者。
豊富な経験から後進を指導する者)
そして地上にいる若者を見つけて言いました。
「さあ、君を導いてあげよう!」
「嫌だね」
無鉄砲で、無謀で、無学の若者が答えました。
「なんだって?」
メンターは驚いて雲から身を乗り出しました。
「導いて欲しくはないのかね?無料だよ」
「導いてなんか欲しくねーよ」
若者が答えます。
「そんなことしてたら道に迷うよ、後悔するよ」
メンターは若者のすぐ近くまで降りてきて一生懸命言いました。
「うっせーな、間違ったってかまうもんか!」
若者はぶっきらぼうに答えました。
「そんなら好きにしろ、どうなっても知らないぞ!」
メンターもむきになって怒鳴りました。
***********
そして若者は一人、旅に出たのです。
野を越え、山を越え、海を渡り・・・。
失敗し、落ち込み、挫折しました。
メンターはいてもたってもおられず、言いました。
「ほら見ろ、だから言ったじゃないか!」
若者はイラついて答えました。
「ったく、うざいんだよ。!失敗しちゃいけねーのかよ!!」
メンターは驚きました。
「まさか君、失敗したいのかね?」
若者は不機嫌に答えます。
「そんなもん、俺の勝手だろ!」
その答えにメンターは絶句しました。
そしてしばらく考え、つぶやいたのです。
「もしかして若者達は、もうメンターが必要ない?
「そんなら好きにしろ、どうなっても知らないぞ!」
メンターもむきになって怒鳴りました。
***********
そして若者は一人、旅に出たのです。
野を越え、山を越え、海を渡り・・・。
失敗し、落ち込み、挫折しました。
メンターはいてもたってもおられず、言いました。
「ほら見ろ、だから言ったじゃないか!」
若者はイラついて答えました。
「ったく、うざいんだよ。!失敗しちゃいけねーのかよ!!」
メンターは驚きました。
「まさか君、失敗したいのかね?」
若者は不機嫌に答えます。
「そんなもん、俺の勝手だろ!」
その答えにメンターは絶句しました。
そしてしばらく考え、つぶやいたのです。
「もしかして若者達は、もうメンターが必要ない?
いやいや、そんなことあるわけない。
そうか、今まで成功哲学路線できたが、
方針転換の時期かもな」
メンターは再び若者に向い、満面の笑みで言いました。
「それじゃあ君に "完璧に失敗する方法を教えよう” それで・・・いいのかな!?」
「だーかーら! 頼んでなんかねーし!」
若者は吐き捨てるように言い、去りました。
けれどメンターは一人何度もうなずきました。
「わかっているよ、若者達…。
君達には私という存在が必要なのだ」
やがてメンターは再び雲にのり、新しい顧客目指して飛んでいったのでありました。
ゴーゴー
ヒューヒュー
やがてメンターは再び雲にのり、新しい顧客目指して飛んでいったのでありました。
ゴーゴー
ヒューヒュー
ゴーゴー
ヒューヒュー
**
*
(*^ー^)ノ
ヒューヒュー
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(*^ー^)ノ