人生において次へ進む”サイン”を無視し続けると、目の前で何が起きるのか?!
ショートストーリー仕立てにしてみました。
(*^ー^)ノ
◆+◆+◆+◆+◆+◆+◆
ウタマロ月明かり物語:
【真夜中のXYZ】
ある夜のことでした。
その男はコタツにもぐりこみ、
ウトウト心地よくおりました。
=みかんの皮やカップめんの容器が
散らかったままになっていました=
「いいかげん狭いな~。
でも、ここ好きだし。あったかいし」
本当のところ、
このコタツは彼にとって小さすぎました。
けれども慣れていたのです。
=テレビは勝手にしゃべり、
スマホのタイムラインは誰かと誰かがやりとり中です。
夜はふけてゆきました=
+・*・+・*・+・*・+
「コンコン・・・」
=みかんの皮やカップめんの容器が
散らかったままになっていました=
「いいかげん狭いな~。
でも、ここ好きだし。あったかいし」
本当のところ、
このコタツは彼にとって小さすぎました。
けれども慣れていたのです。
=テレビは勝手にしゃべり、
スマホのタイムラインは誰かと誰かがやりとり中です。
夜はふけてゆきました=
+・*・+・*・+・*・+
「コンコン・・・」
真夜中近く、
玄関をノックする音が聞こえました。
「コンコンコン・・・」
「出かける時間ですよ・・・」
外で優しい声がします。
「誰だよこんな時間に・・・」
彼は不可解な気分がしました。
もちろん暖かなコタツから出る気はありません。
そのまま眠ってしまいました。
◆
さらに翌晩のことでした。
「ドンドンドン・・・」
今夜は少し強めのノックです。
「そろそろ支度してくださいね。
今夜出発するのなら、僕がお手伝いできますよ」
親切な声が言いました。
「なんだって?」
いったいどこへ行くと言うのでしょう。
「知らんふり、知らんふり」
もちろん彼はシカトしました。
「ここ気持ちいいしな~俺、眠いし」
今日も仕事で疲れていました。
そのまま眠ってしまったのです。
◆◆◆◆◆◆◆◆
ところが翌晩のことでした・・・。
「ドンドンドン!」
「テメー、何してやがんだ!
早くしろっつーのが聞こえねえのか?」
◆◆◆◆◆◆◆◆
ところが翌晩のことでした・・・。
「ドンドンドン!」
「テメー、何してやがんだ!
早くしろっつーのが聞こえねえのか?」
恐ろしい声が怒鳴ります。
「な!何?!」
彼もさすがにビビリました。
玄関の覗き穴から伺うと・・・。
どうやら外の人物は、ドアに密接して立っています。
胸についている名札だけが見えました。
【宇宙】
「ギョエエエ?!」
( ̄◇ ̄;)
彼はドアチェーンをかけ、
一目散でコタツの中に隠れました。
「ルールルルルルー」
息をひそめて震えます。
それでも【宇宙】は諦めません。
「おい、テメー・・・・」
「ドンドンドン・・・」
呼び出しは明け方近くまで続いたのです。
◆
翌日彼はフラフラでようやく仕事に行きました。
【宇宙】
は今夜も来るのでしょうか?
「マジどうしよう?!」
彼はただただ、おののきました。
(゚_゚i)
やがて・・・。
夜も更けて参りました。
彼はドアチェーンをかけ、耳栓をし、
頭までコタツに入って息を殺しておりました。
「・・・・・・・・・」
けれど・・・
幸いでしょうか?ノックは来ません。
けれども・・・
真夜中をとうに過ぎた頃でした。
遠くから低い音がしました。
「ゴーーーーーー」
彼は耳をそばだてました。
音はだんだん近づいて来ます。
「ゴォーーーーーー!!」
「これは・・・もしや・・・?!」
彼に恐怖の旋律が走ります!
「ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!」
それはまるで”大型重機”が近づく音でした!
「グアアア
!!!!!!!!!!!」
玄関前までやって来ました!
( ゚ ▽ ゚ ;)
「ゴオンゴオン!!!」
「お助け~~~~~~~~!」
(≧д≦)・゚゚・。
彼がコタツの中で自分の頭を抱えた時でした!
「ドカァー
ー
ー
ー
ー
ー
ーーー
ン!!!!」
(+_+)
◇*◇*◇*◇*◇
・・・どうやら部屋ごと潰れたようです。
真っ白な時間が過ぎ去りました。
もうもうたる煙が立ち込めています。
*
彼が頭を出してみると、
彼に恐怖の旋律が走ります!
「ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!」
それはまるで”大型重機”が近づく音でした!
「グアアア
!!!!!!!!!!!」
玄関前までやって来ました!
( ゚ ▽ ゚ ;)
「ゴオンゴオン!!!」
「お助け~~~~~~~~!」
(≧д≦)・゚゚・。
彼がコタツの中で自分の頭を抱えた時でした!
「ドカァー
ー
ー
ー
ー
ー
ーーー
ン!!!!」
(+_+)
・・・どうやら部屋ごと潰れたようです。
真っ白な時間が過ぎ去りました。
もうもうたる煙が立ち込めています。
*
彼が頭を出してみると、
そこは見る影もありません。
「オイ!」
そして野太い声が言いました。
「な、だから言っただろ、
どのみち出発するわけだ。
最初から出かけりゃ良かったものをさ!」
全くその通りのありさまでした。
あたりはすっかりメチャクチャでした。
コタツもすっかりペシャンコでした。
もう、出発するだけの彼でした。
それだけが残された道でした。
+
+
完・無量
(誤変換ではありません。小さなダジャレです)
(*゚ー゚*)
×・*・×・*・×・*・×・*・×・×・*・×
最初から出かけりゃ良かったものをさ!」
全くその通りのありさまでした。
あたりはすっかりメチャクチャでした。
コタツもすっかりペシャンコでした。
もう、出発するだけの彼でした。
それだけが残された道でした。
+
+
完・無量
(誤変換ではありません。小さなダジャレです)
(*゚ー゚*)
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泉ウタマロはスピ系の作家です。
「馬太郎君」:男性ではありません。
(≧∇≦)
よく間違われるのでリンク貼りますね。
(販促のための宣伝ではないのですよ~)
ではまた~。
( ´ ▽ ` )ノ
*1:>д<