2月7日、父が亡くなり、
肉体を離れたばかりの魂をナビゲートする
体験をいたしましたので報告いたします。
(。-_-。)
≪短く経過説明≫
父は幼少時、重症の胸膜炎を患い、左肺が無気肺(完全に機能していない肺) でした。
ここ3年以上は在宅酸素を導入しており、
常に息苦しさと頻脈状態が続く状態。
1年前の肺炎発症時、危篤となりましたが奇跡的に回復。
それでも呼吸不全+心不全は徐々に進行し、
余力なしの状態+風邪をひき、入院2日で魂はあっけなく体を抜けました。
(前夜まで食事も摂れていたので周囲は驚きました)
◆◆◆◆◆◆◆
2月7日:日曜日
午前3時、私は強い胃痛で目覚めました。
それは一つのお知らせでした。
【死亡確認時刻は3:45】
遠く離れた家族からの留守録で父の死を知りました。
魂状態の父の意識はまだ朦朧とした状態で、
コンタクトは成り立たないため私は様子をみていました。
肉体との分離直後は多くの人がこのような
「空白の時間」を過ごすと推測されます。
私は父の父母(故人)に父が肉体から離れたことを報告し、
彼が魂次元へトランスして行く行程を、
サポートしてくれるよう要請しました。
7日午後、
私は実家へ向けて高速道路を移動中でしたが、
その途中父の魂意識がコンタクト可能になってきました。
彼は自分の遺体を見ている様子ですが、死亡したことを受け入れられず、
「寝とるだけな!」
「叩いていいで、起こせ!」と怒った口調です。
実家に到着した私は実際に肩を強く揺さぶってみせ、
死後硬直が来ている事を示しましたが、
彼は納得しません。
私はそれ以上説得はせず、様子を見守りました。
8日:月曜
【弔問客、地域の方々が告別式の打ち合わせに相次いでみえる】
こうなると父も事態が悪い冗談ではないことを認めざるを得なくなった様子。
だんだん無口になってきました。
9日:火曜
私はお茶や、好きだったシチューをお供えしながら、
「体から離れても魂存在として意識は無くならないのだ」と説明。
さらに「帰るべき世界もあるから心配しないように」とも説明。
彼の意識はまだ物質次元に完全フォーカスしているものの、
肉体と分離したことを
「受け入れなければならない」事態であることに気づいているようでした。
その事実は魂存在であっても衝撃的なようです。
彼はしばし無口でした。
10日:水曜:【お通夜・遷霊祭・納棺】
彼は肉体との分離を100%ではないものの、
理解したようでした。
それでも棺桶がしずしずと運ばれてくると、
「こんなか入れられるんかな!かなわんなー!」との声を上げます。
(かなわんなーは、嫌だな、たまらないな、の方言です)
それでも大勢の人たちにより、旅立ちの装束、使っていた画材、花が入れられると
少々意気消沈気味に言葉がなくなっていました。
11日:木曜:【告別式・葬儀・くぎ打ち・火葬】
たくさんの顔見知りが次々と訪れホールは満員になりました。
この時、父はとても嬉しそうな声で、
「○○のところの、○○さんな」とうなづきながら、
一人一人の名前を言い、挨拶していました。
祭司の儀式も、友人の弔文も聞き入っている様子でした。
彼はここで本当に自分が肉体と離れたことを
100%認識したようです。
◇◇◇◇◇
セレモニーを出棺し、いよいよ火葬場へ向かいます。
私は父が自分の肉体とどのようにお別れするのか想像がつきませんでした。
いよいよ皆と最後のお別れが終わりました。
そして棺桶が四角い入り口からスライド式の火葬庫に入れられ、
頑丈な鋼鉄の扉が閉められました。
その瞬間でした・・・。
「ハハハハ!サイナラー!!」
驚くほど大きな声が聞こえました!
( ゚ ▽ ゚ ;)
その「サイナラー!」は、自分自身の肉体との別れと、
物質存在としての、家族+皆へのさよならの意味でした。
(T_T)
(魂存在はまだ物質次元にいるためです)
父の体は、お骨となって自宅に戻りました。
12日:金曜日
私は墓参りをし、お墓の故人の皆様に一連の報告と、
彼を導いて欲しいと願いました。
◆◆◆◆◆◆◆
父がこの5日間で死を理解し、自分を「魂存在」だと認識してもらえたことは、
本当に幸せなことでした。
補足として私は
「いずれ元いた世界に帰る場所があるので、心配しないように」と繰り返し説明し、
「その世界は振り向けば存在している」と加えました。
彼は当分こちらに(49日の区切りかは不明ですが)滞在すると推測されます。
私は随時サポートするつもりです。
+・*・+・*・+・*・+
このようなコンタクトとサポートは意識を
向けさえすれば、どなたでも可能で、
「死亡したことを本人に認識させる」
このことはとても重要です。
そのために神事・法要がありますが、
身近な人による援助は声が届きやすく特に有効。
(。-_-。)
私は自分の著作でも魂の移行をストーリーとしては書いて来ましたが、
実際の体験報告は多くの人の参考になると
推察され、今回記事にいたしました。
*
たとえ死を認識できない人も、精神界からのお迎えがあります。
(本人が物資界への執着強く、シフトを拒否する場合は連れて行けませんが・・・)
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父への感謝と共にお届けいたします。
ありがとう。。。