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「実は秘密の話だがな、
これは奇蹟のバラなんだ」
おじいさんは彼女の耳元で
そっと小さくささやきました。
「奇蹟って何?」
「それはお前が咲かせた時にわかることだよ」
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これはウタマロ物語《奇蹟のバラ》
2016年、
スペシャルananに掲載された作品です。
(▰˘◡˘▰)
今回はそのストーリーの朗読を
ウタマロボイスにてお届けしようと思います。
(*゚ー゚*)
挿画もウタマロです。
***
主人公の少女は、
何年も咲かないバラの木を世話し、
ようやくある朝一輪だけが咲きます。
けれどもその貴重な一輪を
主人公は、ある女性にあげてしまうことになります。
そしてそれをきっかけに、
バラは「奇蹟のバラ」としての真価を
発揮し始めるのです。
・:*+.\*1/.:+
さらに物語は・・・
***
さらなる奇蹟は、
バラが咲き始めた時にわかりました。
花はありとあらゆる色で咲いたのです・・・。
*
数は少ないものの、
バラは雪の中でも咲いたのです。
白い世界の中で咲く虹色の花。
こうなると国中に噂が広がりました。
***
そしてバラがとても有名になった時、
主人公は全てを奪われる事態におちいります。
( ̄Д ̄;;
***
娘はその晩遅く、
庭の星空の下に立ちました。
「ああ、おじいさん、
私・・・もうだめかもしれないわ。
このバラの園は
私のものではなくなってしまったの・・・」
***
本当に何もかも失なわれたのでしょうか?
宇宙は彼女に何をスタンバイしているのでしょうか?
(@ ̄Д ̄@;)
物語はラストを迎えます。
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朗読は33分ございますので、
できるだけ簡易に受け取って頂けるスタイルを考えました。
ゆるやかに変化する映像ですが、
動画をじっと見ずに、
イヤフォンで家事をしながら・移動しながらなど、
音声だけを「ながらヒヤリング」でお楽しみください。
***
全編無償公開を許可してくださった、
版元のマガジンハウス様、
編集担当の能勢邦子様に感謝をこめて。
(▰˘◡˘▰)
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紙の雑誌をご希望の方はこちらからご覧くださいね。
(*゚ー゚*)
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4838751095/
今日もお読みくださり、
ありがとございました。
*1: °ω°