こんにちわ。
今日はもうすぐ誕生するウタマロ新作
【ゆうれいたちがやってきた】が、
「製本」される様子をお届けしようと思います。
(*゚ー゚*)
夜明け。沖縄で撮影。
7月8日の記事でどのように「印刷」されるのかを書きました。
その後プリントされた大きな紙は
「裁断」され、折られて「縫う」行程に入ります。
沖縄製本株式会社に向かう由風出版のメンバー。
昨日、紙が「本」になってゆく行程が
複数の動画になって沖縄から私に届きました。
それらをわかりやすい映像にしたのですが、
映像化にする間私が考えていたのは、
現場で働く人の大変さです。
正確に決められた流れに乗って
遅れをとらないよう作業すること。
暑さと騒音と立ちっぱなしの作業。
( ̄ー ̄;
でも行程がなかったら
作品は読者に届けられません。
一見繰り返しの流れ作業にも見えますが、
真の意味は大きなクリエイションの一部です。
○●○●○●○●○●
あらためてシンプルに説明すると、
2012年の9月、
私は自転車に乗っていた時、
作品前半のストーリーを「聴き」ました。
その日の夜、
画家に挿画を描いて欲しいと依頼し、
何度も何度も習作を重ねて
半年後に第1部の挿画13枚と
表紙・裏表紙が完成したのです。
第2部の詩文と画は
私が2016年に新たに創ったものです。
それ以降のことは多くの読者が知っているとおり、
出版の可能性が具体化してゆきました。
*
創造のプロセスは「閃き」からスタートします。
(▰˘◡˘▰)
私が小さなストーリーの飛来を無視してしまっていたら、
全ては起こりませんでした。
5年近くかかった作品は
たくさんの人の手を介し意力を得て、
こうして姿になってきました。
ラストステージの印刷と製本行程は
想定以上に神経と体力を要するたいへんな現場。
(@ ̄Д ̄@;)
でも・・・それはただの作業ではなく、
人間の創造が地上に姿を現してくる
「誇り高い瞬間」
であることも確かだと思いました。
*
製本行程を2分の映像にまとめました。
軽快なBGMと共にご覧ください。
携わってくれた方々、
現場の方々に敬意と感謝を込めて。
今日もお読みくださりありがとうございました。
(▰˘◡˘▰)
この作品に関しての閲覧はこちらから。
http://www.yukaze-publishing.com/utamaro/yurei.html