昨日、オイリュトミー公演を見る機会に恵まれました。
オイリュトミーはルドルフ・シュタイナーが元になって創られた
特殊な舞踏ですが、説明しきれないので、省きます。
主催はペルセパッサ・オイリュトミー団によるもの。
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上演中は撮影禁止のため、
舞踏を観ている間、私がそこから感じた詩をお届けします。
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上演項目は7つに分かれており、
この記事はその中の1つ。
寺崎さん(お名前が読めない)が
「海の市民」という詩の朗読に合わせて舞踏し、
朗読の後は、ピアノ演奏:G線上のアリアに移行して舞踏が続きました。
以下がウタマロ詩文です。
私は舞台を見たまま、
手元を見ずに記録できるので。
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彼は雷神のように舞っていた。
天空を自在に飛翔する。
彼の肉体ボディは地にあるが、その意識は天空にあった。
だから彼は天を駆けることができるのだ。
そしてその軌跡によって、
彼は天空に地の記憶を記録していた。
歓びに満ちた舞・・・、
彼は、雷神のようだ。
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=G線上のアリアになった=
雷神はその曲の旋律の美しさに浸って行った。
彼は美の永遠性を感じ、
優しくその中で呼吸し、詩を体現した。
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遠くの雲よ、私を知っていたか?
私には愛しているものがいることを知っていたか?
そうだ雲よ、
私は”愛”を内包できると、知っていたか?
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天の空(くう)のその向こうの宙の彼方に、
美は隠れていることを、
あなたは感じとっているか?
その詩、その瞬間(とき)、その青の中で。
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私が感じて聴き取った舞踏詩文は以上です。
どんな感触が皆様の心に沸き起こったでしょうか?
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ペルセパッサ・オイリュトミー団による次回公演は
8月24日(月の月、2日目)国立
鯨井ケンタロウさん(お名前が難しい漢字で表記困難)
も登場なさいます。
それではまた。