おお、
私が愛を贈っているのがわからないのか?
こうして何万光年もかなたから
たえまなく送っているというのに。
あなたがたは自分の孤独の殻にこもり、
私の愛を受け取ろうとしない。
こうやって朝焼けに乗せ、
こうやって
夕焼けに託しているというのに。
時には光の粒の虹に歌わせ、
時には氷の粒に閉じこめて
惜しみなく贈っているというのに。
あなたがたは受け取ろうとしない。
風がやわらいで、春が透きとおる時、
あなたは少し、そのわずかな割れ目から
こちらを見る時がある。
どうか、その殻を破って
私を受け取っておくれ。
私はこんなにもあなたのまわりにいるよ。
鳥のさえずりの楽しさに。
漆黒の闇でさえ、
あなたの心を包んでいる。
あなたがたに気づかれることを
せつに願って。