時々自分自身が、昨日地球に到着したばかりの異星人に感じることがある。
その異星人に見えているのは美しい空、風、光の色。
そしてたくさんの個性的な人たちの住む地上世界。
・・・・けれども地球の人たちは、そんな異星人が世間知らずで、危なっかしく、まるで幼く見えるらしい。
多くの人が助言する。
ところがどうにも異星人には、助言がうまくのみこめない。
いつも異星人に見えているのは美しい空、風、光のきらめき。
地上が自動的に美しく映る瞳で、
人々が自動的に良くみえる心のレンズ。
これは欠陥?それとも才能?
これは危機的?それとも恩寵?