こんにちわ。
前回記事にて、
沖縄にて自著の印刷現場に立ち会った事をお伝えしましたが、
その旅程の最終日、私は斎場御嶽(せいふぁーうたき)
という場所を訪れる機会を頂きました。
ここは琉球王朝の最大の祈りの場所だった聖域です。
今回は私がそこで感じた、
この場の本質的な意味をお届けしようと思います。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
私はパワースポットや神社巡りにあまり興味がありません。
そのため斎場御嶽も名前は知っていましたが、
訪れたことはありませんでした。
今回の旅程は複数の打ち合わせがスムーズに進み、
最終日に余裕ができたので、
混み合わない朝9時に
出版社の方が私をお連れ下さいました。
*
この地は世界遺産に登録され、
観光スポットになっていますが、
実際に入ってゆくと、
「観光地」ではなく純粋に「聖地」だと感じます。
道は歩きにくい古い石畳です。
セミの鳴く暑い森の中を進みます。
私は写真を撮る気力が全く起こらず、
ほとんど画像がありませんが、
同行した宮崎博さんが撮影して下さいました。
*
最初の拝み所では、
私は岩ではなく、
後ろからエネルギーを感じました。
背後は久高島方向です。
そして姿のない低い男性の声が
私の魂の名を何度も呼び、
(魂の名は公開していません)
エネルギーが螺旋状に降り、
私を包んで(ハグして)
来るのがわかりました。
宮崎さん撮影のウタマロ
その後、数日考えましたが、
その存在は言葉を伝えに来たのではなく、
純粋にエネルギーを届けに来たようです。
*
ゆるい登り坂の森に分け入ります。
湿度の高い空気
ジリジリする日差しです。
*
2番目の拝み所は、
最大に厳かな場所だと感じました。
私は中心に近づかず、
外側から場を眺めるだけにしました。
それが正しいように感じたので。
右上に丸い光が降りています。
斎場御嶽は個人的な願い事をする場所ではないと思います。
世界規模、地球規模、
宇宙規模の祈りを捧げるための聖域だと感じました。
*
3番目に訪れた拝み所は
有名な「さんぐーい」という
岩が三角のトンネル状になっている場所です。
このトンネルの突き当たりから
久高島が見えます。
由風出版:谷社長とウタマロ
久高島を眺めています。
平たい島が久高島です
久高島は斎場御嶽から見て東側にあたる特別な聖地。
でも厳密に言うと・・・。
斎場御嶽から見て真東の太陽が
久高島中心部から昇る位置関係にあるのではないだろうか?と
私は考えました。
これは私が作成したイメージ画像です。
この件を沖縄在住の詳しい方に尋ねると
事実そうだということでした。
*
そしてこの岩に触れた時・・・。
私はこの聖地と岩が意味する
核心部分と接触しました。
岩全体は巨大なルーターと化していて
祈りは宇宙発信されているのはもちろんのこと、
巨大なデータ貯蔵庫でもありました。
つまり、過去数百年この聖地から捧げられた祈り・・・。
聞得大君(きこえおおきみ)を始めとする王族と、
聖域には入れずとも外部から祈っていた、
ごく一般の庶民の無数で膨大な祈りが、
現在も生きてその中で唱えられているのがリアルに「聴こえた」のです。
平和・天候・豊穣・健康などの祈り・・・。
数千人、数万人?が唱える言葉が低く高く途切れなく、
時空を超えて蓄えられ・・・唱えられ・・・
実際に躍動しているのでした。
国家規模・地球規模の祈りの文言が
今もそこに脈動しているリアル体感は、
鳥肌の立つ体験でした。
私は岩を通してビジョンも見ましたが、
そのイメージはこんな感じです。
祈りは煌めく粒となり、
下から上へと立ち昇ってゆくのでした。
イメージビジョンですが、
これが岩の内部に見えました。
この聖地に偶像も立派な建物もありません。
そのような人工物は必要ないのです。
岩は巨大なクリスタルの電波塔として、
地上と宇宙を繋いでいました。
純粋に人が宇宙に祈りを捧げる厳かな場。
過去の人々の、自分自身やその時代のみならず、
未来も視野に入れた強い想いが恒常的な祈りとなり、
現在・未来へ働きかけているのでした。
私は畏敬と畏怖の念に満たされ、
感謝してそこを去りました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
最後に斎場御嶽近くの高台から撮影した
虹の龍(蛇)の写真をお届けして終わります。
下に見えるのが久高島です。
ウタマロ撮影
そしてこの虹の龍あるいは蛇は、
太陽を真っ二つにしている姿も見せたのです。
これが何を示唆しているのか・・・?
まだ私には読み解けていません。
でも、読者がそれぞれ感じてくれることに意味があると思い、
FBにも投稿しています。
これにて私の斎場御嶽体験は以上です。
今日もお読みくださりありがとうございました。
(▰˘◡˘▰)
○●○●○●○●○●
*お知らせ*
泉ウタマロ新作:
大人用:スピリチュアル豪華絵読本
【ゆうれいたちがやってきた】
2017年夏刊行いたします。
既存にはないスタイルの
泉ウタマロワールドをご堪能ください。
版元サイトから本内部を多数閲覧可能です。
(*゚ー゚*)
http://www.yukaze-publishing.com/utamaro/yurei.html