私は彼ら:森の木々にアンケート調査を開始しました。
今回はその第一回報告です。
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先日も書きましたが、
私は今後、大地存在の一つである
森・木々が司っている真の役割を
明らかにしてゆく決意をしました。
物理的でな森林の機能だけではなく、
「見えない領域」において果たしている
大きな役割と価値を明らかにしたい。
もちろん物質的な内容ではないため、証明が難しい。
たとえば人間は魂が肉体に宿っている存在であるが、
これを「現代科学」では実証できないように。
現代科学は物質的に測定・立証できなければ、
それは事実だと認めない。
三次元オンリーの視野だからだ。
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私に何ができるか思案していたところ、
「とりあえず木に訊いてみる」という閃きがきた。
・・・で、彼らにアンケート調査することにした。
今回はこの1ヶ月ほどの間に回答が得られましたので、
いくつかの言葉をつなぐ形でお届けします。
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《ウタマロから、森と木々へのアンケート》
いつもの散歩の途中で無言の問いかけをしてみた。
「人間が把握していない、
あなた方の果たしている機能を教えてください」
・・・すると答えがあった。
木々:
「私たちは人間にとっての精神的な泉です」
「森と木々は現実的に地球を造っているのです。
水も大地も大気も。
ウタマロ:そうですね。
さらに教えてください。
木々:
私たちは無秩序に発生している”ただの植物”ではありません。
地球を構成するために、ここでの使命を果たしている多次元的存在です」
ウタマロ:人間にとってわかりやすく説明してください。
木々:
「人間の言葉に当てはめると、
私たちは一種の”アンテナ”です。
私たちは宇宙の各所から送られてくる
星々からの伝言や壮大なるエネルギーをキャッチし、
それを地球に降ろしています。
太陽の光が届かなければ地上生物が生きられないことが、
人間にもわかるでしょう。
それと同じことが精神的な意味・魂的な意味において、
星の力にはあるのです。
宇宙からの巨大なエネルギーが受け取れなければ、
この惑星は存続することができません。
ウタマロ:
そうすると星の力は
人間にとっての”精神的な太陽光”だということですね。
木々:
そうです。
地球という惑星ボディにも
宇宙諸力をキャッチする力はあります。
けれどもこの惑星上で多種多用な生き物が存続してゆくためには、
惑星ボディ(地球)の機能のみならず、
私たち木の種族のアンテナ力が必要なのです。
ウタマロ:
森と木々の大きな役割の一つが「アンテナ機能」
つまり「多次元アンテナ」だと言うことですね。
木々:
そうです。
人は個々人にも宇宙と直接交信できる機能があります。
けれどもより大きく強い電波塔がそばにあれば、
送受信がスムーズになることは想像できるでしょう。
受信するだけでなく、
自らの送信、つまりアップロードも簡易になります。
ウタマロ:
そうですね、私たちは20年前はダイアルアップ回線という電波スタイルでした。
今思えばわずかなデータのやり取りでした。
その後ADSLになり、光ケーブルになり、
現在は持ち歩きWiFiで動画の送受信もスムーズです。
それを可能にしたのはアンテナ性能の向上と実際的な数が増えたことです。
地上では「インターネット」と言いますが、
宇宙レベルでは「コズミックネット」と言うのが適切でしょうね。
木々:
私たち木々が人のそばあることは、
異次元通信力が安定確保できることになるのです。
大きくて古い木や、
広い範囲の森があればなおさらです。
逆の意味で言えば・・・
人間に自分自身が「魂存在」であることを忘れ、
肉体と頭脳だけの存在であると誤解させるには、
私たちアンテナ族を撤去すればいいのです。
つまり、大掛かりな森林伐採を進めて行けば、
地球は本来受け取れるはずのエネルギーをもらえなくなるばかりか、
人は星とのつながりが遠のき、故郷を忘れ、
本来の自分自身を忘れてゆきます。
ウタマロ:
それは私たちの周りにある電波塔を撤去してしまえば
スマホが使えなくなるのと同じことですね。
「圏外」になるわけだ。
木々:
森を切り倒してプランテーション農園にしたり、
鉱山開発による利益取得は表面的な二次目的です。
それは「いわゆる経済的」にみたら
「もっともな理由」として有効です。
でも、真の森林伐採の第一目的は、
宇宙的なアンテナ効果を果たしている、
森林の異次元機能を破壊し、
星々と人とのつながりを断つことにあります。
森というアンテナ機能を失った惑星地球・・・。
宇宙中から受け取っていた多大な愛のエネルギーが途絶え、
精神が枯渇した時・・・人の内面は荒廃し、
そこでは戦争も可能になります。
戦争を「造る」には、森の伐採から始めるのです。
無関係に思えますか?
でも大規模な森・草地の破壊は戦争形成するための
見えない領域での準備です。
そいう者たちは森の異次元的機能について熟知しているから。
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ウタマロ:
一般の個々人レベルではどうなりますか?
木々:
自分がいったい何者なのかを忘れた個々人は、
まるで記憶喪失の集団です。
記憶喪失者は尋ねます。
「私は誰ですか?どうすればいいのでしょう?
どうか教えてください」
すると都合の良い者が答えます。
「あなたがは精子+卵子が細胞分裂したことにより発生した”生物”です。
赤ん坊の姿で生まれ成長し一定期間で枯死します。
ウタマロ:
なるほど。その後の彼らのセリフはわかります。
「まじめに学校へ行き、稼いで、粛々と税金を支払ってください。
定番人生規範に則って正しく生活しましょう。
横道にそれたら失格です。
徴兵されたら素直に参加しましょう。
どのみち誰しも肉体が古びたらそれで終わりです」
・・・こんな感じですね。
木々:
あなたはそのことにかなり前から気づいていた。
だかはっきりと言葉にして皆に広く伝える必要がある。
ウタマロ:
いわゆる「現代科学」という近視眼的な物質界実験室では、
あなたがたの話を認めないとは思います。
・・・ただ、認めるか否かにかかわらず、
惑星地球全てにとって重要であることはわかります。
・・・ありがとう。
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今回のアンケート報告はここまでです。
これは森と木々が果たしている役割の一つです。
今後、随時お届けしようと思います。
それではまた。
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泉ウタマロは作家ですが、
この記事はファンタジーではありません。
リアルです。
ちなみに著者ページはこちらです。
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