izumiutamaro’s blog

泉ウタマロの新しいブログです。よろしくお願い申し上げます。

想い続ける想い。

何の経験や技術のないまま
ただ情熱の赴くままに初めて書いた物語「マングローブの冒険」

これは1999年に挑戦してみてた原稿用紙80枚程度のものでした。

*今日の画像はすべてマングローブを取材するために行った西表島での写真です*
(これは↓ポストカード)

photo:01



その原稿は出版できるレベルでないものだとわかっていましたが、プロにアドバイスをもらいたいという気持ちはありました。

そこで西表島に旅行した際、そこの宿に置いてあった、マングローブについての本を書いた琉球大学の先生に直接電話をしました。

*これは↓浜辺のマングローブの種と花*

photo:02



宿からの紹介があったというだけで私自身には何の肩書もありません。
正直勇気がいりました。
(⌒-⌒; )

私にあったのは、情熱と無謀さと無邪気さだけでした。
(;_;)


photo:05



けれどその先生からの紹介で東京にある大和書房の編集者を紹介されました。

さらにその編集者にアポイントをとることができ、実際にお会いすることができました。
(^_^)


1ヶ月ほどして彼から丁寧な評価がかえってきました。
文面とお電話で親切に応対していただいたのです。

出版のレベルでないことをわかっていた私には、その時のきちんとしたアドバイスはとても納得のいくものでした。
(^∇^)

そして最初にお会いした時、その編集者が言ったことを私はとてもよく覚えています。

「出版社には一般人から膨大な量の原稿が送られてくる。
そのほとんどが箸にも棒にもかからないいわゆる箸棒原稿と言われるものだ。

編集者はそんなものを読んでいる暇はないので、全く読まず段ボールの箱に入れたそのままで捨てている。

あなたも執筆などというバカげた考えをもたず、なんらかの職業を持っているならそれでゆくのがいいよ」


photo:03



このセリフはまさしく物語の主人公マングローブの種が、年上の兄弟から説教される内容と同じでした。

私は原稿へのアドバイスは受け入れましたが、人生に対するアドバイスは聞き流しました。
なぜなら人生相談してもらうために会ったわけではないのですから。
(。-_-。)


そして小さな物語は「ググーリーの冒険」として2011年にショートに書き直し、
2012年に英訳が完成し、そして今年はさらに次の準備が来たようです。

ググーリーと同じように世界に旅立つステップです。
ひとつふんばり…
ふたつふんばり…
みっつ…

あれ?
Σ(・□・;)
photo:04


(⌒-⌒; ) ははは…。