詩(うた)を、遠くに向けて詠う時、
それはあなたの元を離れる。
まるで詩は消え、
何事もなかったかのように。
しかしそれは本当に消えたのだろうか?
…いや、
詩は精神を帯び
時、場所、人を超え、
遠く広く伝播する。
たとえ誰が詠んだものかも
わからずとも、
命を失わず、エネルギーは前進し続ける。
真理のこだまは、たえず反響し、
いかなる時代においても人々の心に届く。
詩は人が源へ帰る時、多いに役立つことになる。
優れた詩は、はしごのように、
天へと登る足がかりとなる。
春の光は時に美しく、
夏の光は時に透明に、
秋の光は優しく情け深い。
冬の光は叡智に満ち、
人々を魅力する。
おお、その空を見よ!
誰もがその詩を聴き取ることができるのだから。