瑠璃色を書いていた時から考えていたことがある。
それは、物語の中で悩める主人公が、なんらかの存在に
「教えを受けるような形は極力避けたい」
ということだった。
( ̄ー ̄;
「逆戻り・・・」の基礎は2004年書いたものだ。
10年前のあらん限りの私の力。
「瑠璃色・・・」も最後には凛花の分身的存在が現れる形で
彼女に理解を促している。
この時もこれが私の力の限りだ。
( ゚ ▽ ゚ ;)
もちろん完璧じゃなかった。
でもそれはそれで、その時の自分の仕事を認めようと思う。
もう・・・私は、誰かに対する説明も諭しもしたくなかった。
主人公が外側から教えられるのではなく、自分自身の心の中で気づいて欲しい。
読者が自身の内側から気づきを発して欲しいのだ。
( ̄ー ̄;
しかしそのような物語はさらに高度な力が必要だった。
「蜜楽園・・・」では、軽いノリでそれにチャレンジしている。
ブログの「月明かり物語」はその助走だ。
導いてもらえることに祈りをささげつつ。完璧ではなくとも発信したいと思う。
(*゚ー゚*)